※このページは「自己満足企画」として日記に掲載したものです。
 自身の作品について語る事はあまり格好の良いものではありませんが、
 大して話題にもならないエロ漫画家の慰みだと思っていただければと。

■2007年01月15日(月)  「今までの商業作品を振り返ってみよう」その1
自己満足企画開始
ホントは単行本の宣伝のつもりだったけど
完全に機会を逃しております
バカですね
作品の執筆前に描いたネタ出しラフと共にお送りします

で記念すべき一作目
・「だいすきおねえちゃんおっぱい」16P
 (一水社刊「隣りのお姉さん癒しH」掲載)

これは単行本に入ってます商業デビュー作です
同人誌でやった「すきすき」の
商業向けリメイクのつもりでした

んでコレ描いた後担当氏に
「ちんこに血管すじを描け」と言われたわけで
ショタでやってきた自分にとっては
かなり衝撃的でありました
なんでかっていうとショタでやってるって事は

少年側も性的対象として見てるって事ですよ!
(もちろん二次元のみの話、為念)

思わずくわえたくなるような
かわいいチンコでなければいかんのですよ!
(人によって見解は分かれるでしょうが)

…しかし先方はあくまでも
「普通のエロ漫画」を求めていたわけで
それを理解するのにかなり時間がかかりました
ていうか正直
じゃあなんで自分に声をかけてきたんだろう…
とも思いましたが!(笑)

それはそれとして
このサトねえ、実はモデルがあって…
「プ○キュア」のなぎさだったり

えーっ全然違うーと思われるかもしれませんが事実
だから少年はリョータなんですよ!!なっなん(略)
…いやここでもさんざん書いてきましたが
なぎさマジ好きなんですよぶっちゃけありえないくらいに

「頭の良いなぎさ」みたいな感じで考えたわけです
(頭の良いなぎさはなぎさじゃないって気もしますが
でも別に頭が悪いわけではないよね、成績は悪いけど)
髪型がそのなごりおっぱいは私の好み+話の主題?として
メガネは…当然付けなくてはいけないもの

というわけで
上記でも書いたとおり
「すきすき」のリメイクであるという事からも
この作品が自分の好みによってだけ描かれたもの
である事は明白
(まあ一応商業デビューって事で様子見の意味もあったので
あえてそういう形にしたというのもあるんですが)
というわけで一番「藤ノ宮悠らしい作品」ではあります
ちなみに単行本収録にあたって
全ページトーンを貼り足してます
当時担当氏にかなり言われました…
「トーンは貼れば貼る程良い」と

ちなみにデビューのきっかけは「メールが来た」
BlueLagosさんトコの本を見て、らしい…
(いや実はその前に他のところからも
お声がけはいただいてたんですが
その当時は身体を壊しかけていたので断りました
もったいなかった気もする…い、今からでも?)


■2007年01月16日(火)  「今までの商業作品を振り返ってみよう」その2
二作目
・「戻れない二人」18P
 (光彩書房刊「純愛果実」1月号掲載)

初にして現在唯一の母子相姦もの…単行本未収録

 だって担当氏の評価最悪だったんだもん

自分としては前から一度はやってみたかった母子ものなので
それなりにやる気出してたんですが…
 もう母子ものは描かないもん!
という気になるくらいボロクソに言われた(笑)
でも振り返ってみると自分でも出来が悪いと思う(笑)

元は母子相姦アンソロジーに載る予定だったんだけど
急遽「純愛果実」に載る事に…期せずして雑誌デビュー

「期せずして」ってのは…
担当氏には最初から雑誌でレギュラーをと言われてたんだけど
自分としてはそれは大冒険だろうと思ったので
何回かアンソロで様子見て下さいという話をしてたから
それに毎月描くつもりなんてなかったから
でも結局隔月雑誌の合間にアンソロ描くという
毎月執筆の罠に嵌められてしまったのだった(笑)

あーしかし作品について書く事がない…あ、思い出した
元々は別の母子ネタを考えててそれがおもしろそうだから
一回で終わらすのはもったいないので取っておいて
とりあえず他のネタ(つまりこの作品)で様子を見て
人気を取れたら雑誌で複数回連続でやりましょう
という話だったんだ

でも上記の通りボロクソだったので
その話は消えました、あーあ
ネタ自体はおもしろそうなんだけどなー
どうも自分には母子ものを描く才能が無いらしいので
日の目を見ずに終わる事でしょう…南無

あーあと漫画でいんもー描いたの始めてだったかも
自分の好みとしては無い方が良いのだけど
母に毛がないというのもアレなので
自主的に描いたんだったような

しかしこうしてラフを見返すと悪くないと思うんだが
とくにおっぱい
つかラフの方が生き生きしてるとはよく言われる
精進しろって事ですねハイ


■2007年01月17日(水)  「今までの商業作品を振り返ってみよう」その3
・「処女と非処女と童貞と」16P
 (一水社刊「凌辱☆痴女お姉さんっ! !」掲載)

単行本収録…なんだけど
正直言うとなんで3Pにしたのか良く覚えてない
巨乳ばかり描いてて飽きたんだったかそれとも
巨乳以外だって描けるぜと言いたかったんだか…
まあそういう事も含めて多分
それまでとは違う事をしたかったんだと思われます

1本目2本目とネームを直される事はあまり無かったんだけど
3本目にしてネームをたくさん直させられた記憶が

1本目は担当氏に好評だったのですが
2本目でかなりボロクソに言われたので混乱したんですね
「普通のエロ漫画」を求められている事には気づいたのですが
「なんで自分に声をかけてきたんだろう」
という感情を上手く整理出来ないまま…
ネームもサッパリ進まずしかし〆切は来るわけで

とりあえずコマを増やしてエロ描写を濃くすればいいんじゃね?
と考えたまでは良かったんですが
担当氏の好みや掲載誌の傾向を掴めていなかった事もあって
加減が分からない
そこでコマを詰める前の状態…
いわば「人に見せる前の段階」で提出したのです
担当氏の意見を伺いつつ直していくつもりだったんですね
しかし
「このコマを削れ」「このコマをここへ動かしセリフを変えろ」
と一方的に言われるだけで…まあそのとおりに直したんですが
当時は正直かなりムカつきました(笑)
今にして思えば言われても仕方なかったわけですが…
内容そのものには変更は無かったわけだし

冒頭の妹のセリフ(「酔っぱらって〜」のセリフ)は
長いというか説明的すぎるというか
描いてる最中も気になって仕方なかったんですが
上手い解決方法が浮かばず結局そのまま…
未だに凄い気になる
考えてみれば別の場所に分ければ良かっただけなんだけど
上記に書いたとおりの事もあってそこまで頭が回らなかった

あーそうそう
確かこの作品を渡した時に
「ショタ好きだね〜」と言われた記憶が…
 いやだからなんで自分に(以下略)
というわけで以後半ば意地もあって
頑なにショタで押す私であった

でもチンコはでかくしたよ…担当氏の意向に合わせたつもり
以降チンコについてはあまり気にならなくなった…
確かに
「普通のエロ漫画にするなら」チンコでかい方がエロいねーと
ホーケーだけは譲れなかったわけですが(笑)

…「ノブ夫」って…「のびた」から?


■2007年01月18日(木)  「今までの商業作品を振り返ってみよう」その4
・「かてきょ→かのじょ」18P
 (光彩書房刊「純愛果実」3月号掲載)
単行本未収録…ページ数の都合と
あまり出来がよろしくないのが理由
といいつつも一番ラフが多かったりします

なんでかっていうと元は同人でやろうとしてたネタだったので
…つまり早くもネタが浮かばなかったので
落書き帳から引っ張り出してきたって事ですハハハ
もう一つ
担当氏から「もっとエロくしろ」と言われてたので練習というか
エロネタ出しに

女キャラのモデルは白薔薇様
…髪の分け目が逆になってるだけ…
なんか巷では巨乳で通ってるらしい事を知って
能登声でおっぱいの大きな「とろけそうな」おねえさんを
描きたかったんですね
でもそれを描くには商業誌ではちょっと無理そう…
なもんでこの作品ではデザインをもってきただけになってます
(いつかデザイン変えて同人誌ででも描けるといいな…)
服を着た状態でのおっぱいは上手く描けた気がするので
このキャラを生み出した理由の一つはクリアー
生おっぱいはあまり…今も上手く描けないままですが…

内容はよくある家庭教師もの
いきなり少年のアップから始まってますが
少年と年の離れたおねえさんをどう組み合わせるのか
その理由付けに悩んでたので
少年の無邪気さに全てを託したって感じです
ラフの通りとにかく「ショタ食い」を描きたかったので
冒頭で一気に障害を取り去っておいたってところかと
やっぱりどうしても現実と比べて「有り得るのかこんな事」
なんて考えてしまうんですね
(一般的な常識の範囲での現実って事ね)

実はそれで母子ものにも違和感を感じてた…
その迷いが作品にも出てしまったんだろうなあ
読むだけなのと自分で描くのは大違いって事で
まあそのうちあまり気にしなくなっていくんですけど
考えてもあまり意味ねーな!と(笑)
…ちょっと脱線

少年を生意気なキャラにしたってのも
「ショタ食い」を強調するためかな
ちょっと「美少年」じゃなくなってるのは担当氏から
「男の子の方がかわいい」「女の子の方をもっとかわいく描け」
とさんざん言われてたから…だからなn(以下略)
なのでそれまでとは違う見た目にしてみたわけです
もちろん似たようなキャラばかりでは
マズイからってのもあります(ホントにネタ切れだったんだな)

でもなんか結果的にかわいくなっちゃってますけど(笑)


■2007年01月19日(金)  「今までの商業作品を振り返ってみよう」その5
・「戦闘魔導士ハルルと魔王様」20P
 (一水社刊「闘姫H」掲載)
とても自分らしいバカネタなので
他とは毛色が違うけれども単行本に入れました

ハルルの左手の設定は一般誌に持ち込もうと考えてたネタ
結構前に考えてた…なのでハ○レンのパクリじゃありません
キャラは変えましたけど…元は10歳前後くらいの子供だった

ページ数が多いのは「闘う女性」がお題なので
バトルシーンも入れれというお達しだったせい
それでもノルマとして課せられたエロページ数を
割ってしまってます実は…申し訳ない
でも嫌いじゃないぜこの漫画のエロシーン…
ページ数少ない割りには一番好きかも
エロいおねえさんが好きなだけかもしれませんが
(でもエロラフは左下のしかない…)
この頃は2ヶ月で3本描かされたのもあって大変でした

しかしお城の描写とか敵モンスターとか
付け焼き刃なので酷いですね
バトルシーンも酷いですし
個人的にはバトルシーン描くの好きなんですけど
ヘタクソなのも分かってるので描きたくない
だからなおさら上手くならない
なんて悪循環!矛盾した心境!

魔王の鎧も酷いデザインですけどさすがにわざとです(笑)
子供のセンスで一生懸命強そうなデザインにした、と
だからトゲトゲなのにハリボテで中身からっぽなんですよ

パンチ技の名前は「稲妻パンチ」だったんだけど
「流星キックときたら電光パンチでしょう!」と担当氏が力説
なんかこだわりがあるらしい
ま正直バカっぽい技の名前ならなんでも良かったのですが(笑)
そこらあたりの遊び心が通じる編集者で良かった

続きも描ければ描きたいかも
ただその時はハルルの傍若無人ぶりが酷くなりそうですが…
いろんな意味でグチャグチャのドロドロになるかもなので
多分商業誌向きじゃないなー


■2007年01月20日(土)  「今までの商業作品を振り返ってみよう」その6
・「ゴシュジンサマ。」16P
 (一水社刊「いかがですか?御主人様」掲載)
単行本収録
見た目通りメイドもの…ではなく「ゴスロリメイド」もの
そういうお題だったわけですが…しかし本来の意味的には
ゴスロリとメイドって組み合わせって…まあいいや

ていうか正直なところゴスロリってよく分かんなくて…
一応他のゴスロリアンソロジーも参考に買ったりしたんですが
どれもこれも水銀燈もどきで唖然とした記憶が
なのでそれは避けたいと思って資料集め…
でもやっぱりイマイチ分からない
なのでとりあえずフリルふりふりにすればそれっぽいべ?
とデザインしたのですがそれが地獄を招くのです


ぶっちゃけ「花右京メイド隊」です!大好きなんです!
…実はいつどこから怒られるかと不安ではあったのですが
担当氏なにも言わず…どころかどこからもツッコミが全然無くて
それはそれで悲しかった記憶が
もりしげ先生とは全く面識ないのですが
きっと笑って済ましてくれるだろうと…マジスミマセン
(2008年1月1日追記:
2007年末にもりしげ先生にお会いする機会がありまして
そこでこの件をお話しして単行本を進呈してきました
やっぱり笑って許して下さいました!
ありがとうございます!!)

「花京院」は…みんな一度は言った事あるよね
「花京院メイド隊」ってさ!!…マジスミマセン

出来は一番良いと思います…特に作画面は頑張った
この頃は2ヶ月で3本描かされたのもあって
大変だったのですが(2本目)
担当氏に「フリルはたくさんね!」と言われてたので
意地で描きました…人数も多いし…マジ大変
そしたら「多人数の方がエロい」と言われ
そっち方面でやらされそうな雰囲気があったのですが
さすがに遠慮しました(笑)

せっかく女キャラがたくさん出てくるんだからって
おっぱいにもそれぞれ個性をつけたかったんですが
あまり上手くいかなかったなー
メイド全員メガネってのは没になりました…

あーしかし前作といい
「魔王だからチンコでかい」「当主だからチンコでかい」って
少年チンコをでかく描く言い訳をしてますねこの頃アハハ

冒頭の食事シーン、テーブルでかすぎで
真ん中の料理どうやって取るんだって感じですが
描いてから気づきました
まあ漫画的デフォルメ表現だと言う事で一つ

で…続編描く機会があるなら晶さんをヒロインにします
そんな私はコノヱさん好き
もっとページ数があったら晶さんのエロシーンを
ねちねちと描きたかったですていうか今でも描きたいです
でもフリルだけは勘弁な!(なんという矛盾!)


■2007年01月21日(日)  「今までの商業作品を振り返ってみよう」その7
・「お姉ちゃん固め」16P
 (光彩書房刊「純愛果実」5月号掲載)
単行本収録
ちなみに「悩殺!お姉ちゃん固め」が本当の題名
なのですが雑誌掲載時に
 行き違いがあって(という事にしておく)
今の題名に…単行本で直せれば良かったんですが
 ロゴ直すにもお金が
と言われたのでそのままになっちゃってます

もはやネタ切れの様相…変わった髪型なのがその証拠
この頃は2ヶ月で3本描かされたのもあって(3本目)
ホントにネタ出しに苦しみました

アンソロはそれぞれお題があってそれが縛りになるんだけど
逆にそのおかげで条件が限定されネタを出しやすい面もある
雑誌では「現代劇で・あまりにも奇抜な設定は不可」
という条件があるだけであとは基本的に自由ではあるけど
そういうのもなかなかネタを出しにくかったりします
その上基本16ページという短いページ数で読み切り
加えてそれぞれの作家の持ちネタみたいなものもあるし
(私の場合は姉ショタだったわけですが)
当然エロは1/3〜半分は入れないといけないとなると
冒険はしにくい…やれる事はかなり限られてきます

まあもちろんやりようでなんとでもなるわけですが
作画の手間とかスケジュールとかいろいろ考慮して
こう…まあそのなんだ…手抜(略)

そんなわけでアンソロの方が生き生きしてたりするという
結果になっちゃったりもします


担当氏は「毛があった方がエロい」派なのですが
私は「ない方がエロい」派…
この頃とにかくつるマンが描きたくなってたので!
あとスパッツ描いた事が無かったので!
そこからネタを作った気がします

スパッツのグラデーショントーン、ちゃんとパーツ分けしてて
さらにそれに合わせてモアレが出ないように上手く重ねて
影トーンを貼ってるんですよ(前作の黒ストッキングも同じ)
印刷でほとんど潰れちゃってますけど…
まんこの所もちゃんと分けてあります!

おねえちゃんの唇強調してますね
こういう描き方好きなんですけど需要的にはどうなんだろう
肝心のつるマンですが…思ってたようには描けなかったですね
でもコレはコレでむにゅむにゅしてそうでいいか
ジャージにトーン貼ってハイライト削って影トーン貼ったら
おっぱいがすげえエロくなったのは嬉しい誤算
なんとなくキャラがコロコロしてるのは…なんでだろ
前作が予定よりかかったのでとにかく急いで描いたからかなー
8日間で描いてます


■2007年01月22日(月)  「今までの商業作品を振り返ってみよう」その8
・「純情性奴会」16P
 (一水社刊「ふたなりっ娘らばーず(2)」掲載)
単行本未掲載…今回ふたなりものは全て外してます
姉ショタもので統一したわけですね

しかし今後ふたなり原稿についてはどうしたもんか…
ふたなりものだけを集めた単行本を出せれば
一番良いんでしょうけどねえ
て事はあと何本か描かないといけないわけですが
いつどこで

まあそれはともかく

これがふたなり初挑戦ですね
実は私ふたなりもの大好物なんですが
自分で描いた事は無かったんですよね
そんなわけで喜んで引き受けました(笑)
丁度この頃「ふたけっと」という同人誌即売会があったので
取材(笑)に行ったりとかしましたよ

…しかし読むのと描くのとでは大違いの法則が
ここでも発動するのであった…

ネタはまあアリガチですね
最初なので基本を踏まえてみたってトコです
キャラについてはいろいろとアレですが触れないで
特に名前がひでーやアハハ

しかし喜んで引き受けた割りにはあまり出来がよろしくない
話もへったくれもない「エロのためのエロ漫画」ですね
…そう考えるとこれが初めての「純・エロ漫画」なのか
なるほどだから内容もイマイチなんだなー
いやね
こういう漫画の場合当然エロの比重がかなり重いわけで
エロくないとただの駄目な漫画ですからね
酷いデッサンでやっつけてるし…疲れが出てる
上げるので精一杯だったもんなーこの頃
いろいろと鬱憤が溜まってて「もう止めたい」と
強烈に思ってた時期なので

こんなでかいちんぽ描いたのは初めてですが
上にも書いた「ふたけっと」で
もの凄い巨根なふたなり女子ばかりの同人誌
を買ってきたばかりだったのでモロに影響受けてます(笑)
ていうか基本的にアンソロも同人誌も
ふたなり=でかちんぽですよね

でまあちんぽは楽しかったんですが困ったのはまんこの方で
そんなでかいもの突っ込まれたまんこをどう描いたものかと
かなり悩みながら描きました…
この問題は今以て解決できずにいます
エロさを損なわずに描くってのが難しいんですよね

ラフが全然無い…慣れてきたからってのもありますが
気力というか情熱というか…そういうのがかなり薄れて…


■2007年01月23日(火)  「今までの商業作品を振り返ってみよう」その9
・「お姉ちゃんのドキドキおっぱい16P
 (光彩書房刊「純愛果実」7月号掲載)
単行本掲載
この時もやる気が出なくて
「人に見せる前の段階で提出」再び
だった気がします…つまりネーム修正地獄

一応念のために書いておきますが
ネームの修正自体が嫌だってわけではありません
むしろ「良くする」ための修正ならいくらでもやります
でもそのための意見の交換がないと全く納得できないまま
作画しなくちゃいけないわけで、それは辛いって事なんです…

さて本題
血の繋がった…それも年の離れた姉と弟の関係を
どうやって描いたものかかなり悩んでおります
しかも弟はまだ子供なわけで
マトモに考えるとかなり無理がある話ですよね
(「お姉ちゃん固め」ではそれを逆手にとったわけですが)

普通は読み切りの短編でそこまで考える必要は
ないのかもしれませんが
私の場合は話を作る上でキャラクターの背景が必要なので
そうしないと
頭の中でキャラクターが実際に動いてくれないんですよね
「このキャラはどういう家庭環境でどのように育ち
その結果どういう性格になったのか」
という事まで考えないと
「どのように考え、行動するキャラなのか」
シミュレート出来ないんですよね

まあ実際はそこまで深くは考えませんけども…
ある程度は必要という事です
そうしないと説得力が出ないんですよね

…などと長く書いておいてなんですが
結局単に「ブラコンなんだ」という事で済ましてます(笑)
それでシミュレートするのに必要な条件を満たせたと
ま、自分が納得できりゃそれでいいんですよ!(酷い)

ラフではメガネかけてますね…
ずっとメガネキャラばかりだったから
自主的に外したんだったかな

おねえちゃんの身体はエロく描けたかな?
やっとエロ漫画的デフォルメが分かってきたというか
解剖学的に正しくても(正しくなんて描けませんが)
エロくはならないんですよね
しかし「毛」の描き方がまだまだ甘い…悩んでますね
自分の好き嫌いは置いておいて
描くならやはりちゃんと描きたいわけですから

事後に舐めてもらえるのは羨ましいですね!
舐める方は大変だと思いますけど

昔どっかのBBSで誰かがそういう書き込みをした時に
猛烈に怒った女性がいたなー
その人からすると
 自分のまんこから出てきたばかりのちんこなんて
 汚くて舐められるか!
って感じだったみたい


■2007年01月24日(水)  「今までの商業作品を振り返ってみよう」その10
・「デコでメガネが先生と」14P
 (一水社刊「ふたなりっ娘らばーず(3)」掲載)
ページ数が少ないですが、これは本業が忙しくなってきたので
こちらからお願いして減らしてもらったためです
でもいつの間にか元のページ数に戻されましたけど(笑)
…騙された

実はページ数もそうですが
ずっともっと本数を描いてくれと言われてました
それこそ月2本くらいな勢いで…断りましたけど

デコキャラに初挑戦ですねーまあまあ上手く描けたかな
先生は「かてきょ→かのじょ」で挑戦したけど
上手く描けなかったおっとり系爆乳キャラのリベンジ

ページ少ないのもあってこれも「エロのためのエロ漫画」ですね
でもデコがサドっぽいのでなんとかそれっぽくなってる気が
そういえばこういうキャラも初挑戦ですが
上手く話を引っ張ってくれたので助かりましたね
最後に主客逆転してるのも良いかと
単に相互に交わってるってだけじゃないってのが良いです
やっぱり上手くオチてるのは気分が良い

しかしセリフが多いな〜
普段から多い方だとは思うんですが改めて見返したら
もの凄い事になってますね
もっと無駄を省けるようにならないと…
でもエロシーンでは多い方が良い場合が多い気もするし
要はバランスなんでしょうけど

ちんこ握るシーンが多いなあ
そのせいで手を描くのが下手なのがバレバレ…ホント難しい
特におっぱいもんでるシーンはいつも困ります
手もおっぱいも上手く描けない…
柔らかいおっぱい、めり込む手、どちらも難しい
上手く描ける方は本当に尊敬します

そういえば珍しく
担当氏にエロいと好評でした
「次にふたなりやる時はコレの続きを!」
と言われたりしたんですが
いざその時が来たら別のにしろと言われましたトホホ
しかし実際に続きを描くとしたら悩んだでしょうねえ


■2007年01月25日(木)  「今までの商業作品を振り返ってみよう」その11
・「しちゃって!ハマりお姉ちゃん」14P
 (光彩書房刊「純愛果実」9月号掲載)
単行本収録
これもネタを無理矢理捻り出した記憶が…
どうしてもマンネリ化の危機が迫ってきますね

冒頭のような説明セリフは好きじゃないんですが
互いの気持ちが判明→初体験という流ればかり描いてるし
例の「血の繋がった姉と弟の問題」も出てくるしで
だったらすでに「そういう関係」にしておけということですね
まあ結局また弟の無邪気さに頼ってる気はしますが
ページ数少ないのでとっととノルマページ(笑)に
行かないといけませんし
でもそのおかげでエロシーンに注力出来た気はします

ページが少ない方が一般に難易度は高いですが
無駄を省かなくてはいけないので結果的に漫画としては
出来が良くなる事が多い気がします
あと頭の中でまとめて組み立てられるって事もありますね
(「内容に対して出来るだけ無駄なく短く」という意味です
なんでもかんでも短い方が良いというわけではないです為念)

自分としては結構エロく出来たかなと思うのですが…
なによりおねえちゃんの身体がエロい…
短いページの中体位も変えてるし
いつもこれくらい描ければ良いのですが
コマ割りも自分にしては工夫してて勢いがあっていいかも
これもページ数が少なかったおかげですね
詰めて入れ込むために苦労した記憶が

「毛」もやっとちょっとだけらしくなってきたかな?
次第に「描きようかな…」と思うようになってきてます(笑)
好みが変わってきてる?

あと意外に悩んでるのがほっぺたの赤みの線とトーン
どう処理するのが一番かわいくエロくなるかと
毎回微妙に変えてます
これもこの頃になってやっとそれなりになってきたかな
でも全部のコマにやると大変だし効果が薄れるので
そこらあたりは配分を考えて

あー
まんこの味はもちろん個人差ありますし
その時の体調とかでも全然変わりますので…


■2007年01月26日(金)  「今までの商業作品を振り返ってみよう」その12
・「隣の弥生はオレの嫁」16P
 (一水社刊「ツンデレ☆ラビュ〜ッッ」掲載)
単行本掲載
そしていつの間にか有無を言わさず16ページに戻され…
たった2ページと思われるかもしれませんが
結構大きい差なんですよ作業的にも内容的にも

「ツンデレ」がお題でしたがどういうものがよく分からず
相当ギリギリまで悩みました…結局今巷で言われている
「ツンデレ」って感じにはなりませんでしたねえ
普通の由緒正しき「素直になれない女の子」キャラに
なってしまったような
むしろ少年の方がよほどツンデレっぽいですな(笑)

まあ分からないなりになんとかした結果
ツンデレではなくてもかわいいお話しにはなったかなと
自画自賛
読んでてちょっとムズムズしてきますがそれも持ち味さ!
設定が事細かに書いてあるって事は
話を考えるのに苦労したって証拠ですが
どういう話にするか決まってからは
割りかし楽にネーム切れたんじゃなかったかな

あーラフ見て思い出しましたが
おねえちゃん中学生の設定でしたそういえば
身体がむちむちしてておっぱいでかいので
とてもそうは見えないですね(笑)

いや本当はもっと「らしく」したかったんですが
おっぱいでかくしないと担当氏に怒られるので…

いやでも「細身」とか書いてあるな…
描いてる内に忘れちゃったのかなー
陥没乳首でもなくなってるし

あーそうそう念のために書いておきますけど
実際にまんこの臭い嗅いであんな事言ったら
殺されるので気をつけて(笑)
それと…まんこはともかくパンツの臭いは
凄かったりするので止めといた方がいいですよ
いやマジで 反射で吐きそうになる くらいなので

…好奇心もほどほどにしておいた方が良いですね…

個人差や状況によって全然違うでしょうけどね


■2007年01月26日(金)  「今までの商業作品を振り返ってみよう」その13
・「姉と僕とあね」16P(内カラー4P)
 (光彩書房刊「純愛果実」11月号掲載)
単行本掲載
初カラーですが例によって担当氏に大不評…
それを受けて直したりしてる内にうっかり
解像度を下げた状態で間違えて保存しちゃって
実質全部塗り直したページがあったり(泣)
あの時は気が狂うかと思った

なんで不評だったかというと
担当氏と私の好みの差も当然あるでしょうが
うちのパソコンのカラー設定がおかしいせいも
あるんじゃないかと
当然編集部のパソコンとも設定違うでしょうし
結局そこら辺りの問題を上手く解消出来ないまま
単行本のカラーまでやってしまいました

…意志の疎通って難しいよね…

登場人物増やしたのは「せっかくのカラーだから」って
考えたんじゃなかったかな
マンネリ化を避けようとしたってのもあるかも
ずっと姉ショタばかりですからねー
あと…内容無くてもページ埋まるかと…ゲフンゲフン

冒頭がカラーである関係上
そこにエロシーンを持ってこないといけなくて
それで時系列入れ替えてるんですが
そのせいで12ページで描くのと実質的に変わらず…
人数増やしたせいで自分の首を絞めました
もっと上手い方法があったような気もするんですが

もうここまでくると
「実の姉弟同士での恋愛」についての理由付けは
考えてません…開き直ってます
よく分からんがとにかく好きなんだ!って事で
恋愛に理由は要らない!!って事ですね
多分きっと

まあ今にして思えば考えすぎだったなあという気もします
最初からシチュエーションありきで理由なんてどうだっていい
って考えだったらもっと楽だったでしょうに…

商業デビューする前は基本的に
 エロ漫画というよりはエロのある恋愛漫画
という気分で描いてきてたので…考えちゃうんですよね
微妙に違うんですよ描いてる当人の気分としては

でもエロに重点を置いてたら
それはそれで大変だったでしょうし…難しいですね


■2007年01月26日(金)  「今までの商業作品を振り返ってみよう」その14
・「ちんぽ魔神ランプー ドキドキふたなり大作戦」16P
 (光彩書房刊「ふたなりっ娘プリティ!」vol.1掲載)
単行本未掲載

やっぱりこういうバカっぽいネタの方がらしくはあります(笑)
題名からしてアレですし…もう勢いだけで描いてる感じ

話はかなりすんなり出来た記憶があります
それはいいんですが
内容がページ数に対して多くなっちゃったので
結構詰め込まなくちゃいけなくて
ネーム切る時はちょっと苦労したような
そのせいもあって荒れ気味なネームになっちゃってます

荒れてるといえば絵もそうですね
この作品も含め数ヶ月間本業が忙しくて
二重生活を送ってるような状態が続いてたので
体力もやる気もギリギリでした…
もっと上手くやれれば良かったんですが

「魔法のランプの物語の舞台は中国」って話は
なんかのライトノベルを読む機会があったので
それで知りました(なに読んだかバレバレですね)
といってもチャイナ服ってのはおかしいんですけど
当時の服の資料無かったし
エロく描く自信が無かったのでチャイナ服にしちゃいました

魔神の顔がちょっと幼めになったのは担当氏の意見によります
お色気ねーちゃん風とどっちがいいか迷ったので
決めてもらいました
ちんぽがいろいろ動いてるのがいいですね(笑)
しかし自分で描いておいてなんですが
「人間をふたなりにする事しか出来ない魔神」って
なんの役に立つんですかね…

ちなみにランプにラーメンマーク(名前知らない)描いたのも
担当氏の発案によります

なにげにレズ初挑戦ですね…ネタにしかなってませんが
初めてといえばそばかすっ娘も初めてか
アラシとかレイプマンとか謎のセリフしゃべってますけど
オタクだとかそーゆー設定は特にありません


これでふたなりものも3本目ですが結構難しいですね
機会があればまた描いてみたいとは思いますが…
ないだろうなあ

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